【家づくり体験談 その3】注文住宅の購入を本格始動

住宅展示場 家づくり関連

注文住宅を建てようと思ってるんだけど、みんなどんな風に家を建ててるの?

リアルな家づくり体験談が聞きたいわ。

本記事を読むと、こんなお悩みの手助けになります。

今回は一時中断していた注文住宅の購入を本格始動した頃のお話です。

この時はある程度の予算やどんな家を建てたいかを決めてから工務店探しを再開しました。

 我が家の家づくり年表
  • 2020年6月 注文住宅検討開始
  • 2021年10月 本格始動
    →本記事はこのへん🏠
  • 2022年6月 地元H工務店と仮契約(料金発生)
  • 2023年4月 土地の買付証明提出
  • 2023年5月 土地契約
  • 2023年11月 地元D工務店に乗り換え契約
  • 2023年12月 地鎮祭
  • 2024年2月 上棟予定
  • 2024年6月 引き渡し & 引っ越し予定
 本記事の信頼性

本記事を書いております、みー子です。

現在43歳、家族構成は夫と子供二人の4人暮らしです。

絶賛家づくり中で、リアルな家づくり体験を元にこれまでの過程や失敗エピソードなど赤裸々に発信していきます。

また、今だから言えるおすすめの家づくり手順やお役立ち情報などもお伝えしていければと思います。

注文住宅の購入予算を考えてみた

みー子(妻)
みー子(妻)

土地も込みで3000万くらいで建てられたらいいねー。

ちお(夫)
ちお(夫)

そうだねー。

なんて話を夫婦でしていました。

借入3000万なら、35年ローンで月々の返済は7万8千円くらい。

現在の家賃は6万ジャストくらいで、貯金もできてるしそれでも少し余裕があるので無理なく返済していけるでしょうという浅はかな考えでした。

今振り返ると本当に懐かしい…

当時の私達に現状の必要資金を見せてやりたいです。

きっと白目をむきながら失禁することでしょう🙀

どんな家を建てたいかを考えてみた

まず平屋がいいという部分は夫婦共通の希望だったのでこれは決定。

その他の夫婦それぞれ一番優先したい内容を挙げていきました。

みー子(妻)
みー子(妻)

私は暖かい家がいいなー

ちお(夫)
ちお(夫)

俺はお互いの生活音が気にならない家がいい

当時はあまり知識がありませんでしたが、私の希望を叶えるためには高気密高断熱のお家を建てる、ということになりますね。

夫の希望は間取りで解決できそうです。

予算も建てたい家のコンセプトもある程度決まったので、平屋の建坪が30~35坪くらいでこの希望を叶えられそうな工務店を探すことにしました。

地元の工務店に行ってみた

今回はいわゆる総合住宅展示場にモデルハウスを出展していない、本当に地元の工務店からあたってみました。

ネットで下調べをし、全部で6箇所ほど実際に話を聞きに行きました。

実はこの時、最終的にお世話になる工務店にも行っていたんですが、なんだか説明がしっくりこなくてスルー。

これは私達の体験を元にした意見で、全ての工務店に当てはまるとは限りませんが、あえて言わせていただきます。

アポを取るのは大変かもしれませんが、小さい工務店の場合はなるべく社長さんに話を聞いた方がいいと思います。

やっぱり施工、お金などなど全て知っている人に話を聞いた方がいいに決まっているからです。

少し話がそれましたが、その中で気になった工務店は2つ。

T工務店

まずは手刻みが特徴で断熱にも力を入れているT工務店へ。

手刻みについてご存じない方のために少しだけご説明させていただきますね。

ご存じの方は読み飛ばしてください。

手刻みとは、日本古来の伝統工法でノミ、カンナ等の工具を使って大工さんが木を加工して組み上げていく工法のことで、この工法でしかできない複雑なデザインにも対応できることがメリットです。

木造建築にとことんこだわりたい人におすすめの工法となります。

デメリットはコストが高くなることと、大工さんの腕で出来が大きく左右されることです。

通常はプレカットと言って、工場であらかじめ木をカットしたものを現場に持ってくるやり方が主流です。

こちらは納期が早いことと、誰がやっても同じような出来になることがメリットです。

逆にデメリットは複雑なデザインに対応できずシンプルな作りの家になりがちなことなどがあります。

そして気になるお値段は・・・

T工務店
T工務店

土地は800万と想定して全部で3500万はかかると思っておいて

みー子(妻)
みー子(妻)

さっそく予算オーバーなんですが

しかしこの値段がことあと検討する工務店やハウスメーカーの中で最安値だとはこの時は知る由もございませんでした・・・

後から考えると3500万に何が含まれているかこの時は何も分かっていなかったので、

もっと突っ込んで話を聞いていればリアルなお値段が提示されていたと思います。

そもそもお家の性能をある程度担保しようとすると、それなりの値段はします。

当初想定していた土地から何から全部込みで3000万というなら、

まずは平屋をあきらめて2階建てにし、

家の性能は完全に無視してローコストのハウスメーカーもしくは工務店を選ぶか、建売住宅を選択するしかないと思います。(しかも田舎限定)

ちなみに私の住んでる地域はかなり田舎で土地の坪単価7~10万くらいです。

そしてこの時初めてウッドショックという言葉を聞きました。

このウッドショックのせいで木材などの価格が高騰しており、家の坪単価で言うと3万円は値上げとなっているそうです。

我が家の場合は、建坪30~35坪くらいを想定しているので、税込みですとおよそ110万円の値上げですね。

ウッドショック前の2020年くらいにお家を建てた人は本当にうらやまし過ぎる😭

H工務店

次にZehnderという換気空調システムが特徴のH工務店へ

Zehnderとは、24時間換気と全館空調を合体させたような空調システムのことです。

当時はこれがかなり魅力的に思えて、この工務店の優先順位はかなり上でした。

今考えるとなぜそこまで執着していたのか・・・

換気と空調については長くなるので詳しくはまた別の記事で触れていきたいと思います。

そしてお値段。

H工務店
H工務店

建物だけで2600万くらいですね

土地も全て込みだと4000万くらいですね

みー子(妻)
みー子(妻)

結構高い・・・でもZehnder魅力的・・・

こんな感じでした。

再び住宅展示場へ行ってみた

まずは夫の精神疾患をカミングアウトした営業マンがいたハウスメーカーへ直行してみました。

1年と3ヶ月ぶりくらいにこのハウスメーカーを訪問しましたが、運良くあの時の営業マンが対応してくれて、しかも私達のことを覚えていてくれたんです。

すごい記憶力ですよね。私なら絶対忘れてます😅

ただ、残念なことに完全に予算オーバーのためここは断念。

同様の理由で高価格帯の積水ハウス、スウェーデンハウス、ダイワハウス、住友林業あたりのハウスメーカーは全て断念することになりました。

というわけで、私達の理想を叶えてくれそうな「家は、性能。」で有名な一条工務店に行ってみることにしました。

しかし最終的にはかなりざっくりではありますが提示された必要資金は4300万円。

みー子(妻)
みー子(妻)

高いっ・・・

噓でしょ・・・

こんな感じであえなく撃沈。この日はお開きとなりました。

まとめ

今回は注文住宅の購入を本格始動し、予算や家のコンセプトを決めて工務店を探した時の話をご紹介させていただきました。

予算は3000万(無理)

工務店やハウスメーカーを選んだ基準は、高気密高断熱住宅であること

本当にざっくりとした目安のお値段でしかありませんが、まとめるとこんな感じです。

  • T工務店 3500万(ちょっと怪しい)
  • H工務店 4000万
  • 一条工務店 4300万

やばすぎますね。破産ですね。

しかしこれは始まりに過ぎなかったのです。

今後どんどん値段は上がり、だんだん金銭感覚がマヒしていくのでした。

次回は工務店を決めた時の話をご紹介したいと思います。

夫婦間でのいろいろな葛藤や、完成見学会に行った感想などにも触れていきますのでお楽しみに。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

以上 みー子でした。

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